チラシ制作の現場では、時間的な制約を受けて進行する場合がほとんどである。チラシが用いられる状況は、おおむねイベントの実施直前ということが一般的である。そのため手際の良い作業が要求される。生鮮食料を例にとると、その原価が毎日変化するのが当たり前なので、価格の設定が決めるのも遅くなる 。それに伴って、デザイ ンする側も柔軟に対応する必要がある。価格の変動が直前にあって、印刷の段階で修正が行われることもしばしば生じる。

スケジュールは、そうした予想しうる変更要因(アクシデント)を常に念頭に置きながら組まれていく。現在では、コンビュータと印刷機のネットワーク化により 、印刷工程は大幅に縮小されている。

定期的なチラシの場合は、あらかじめ掲載予定の商品写真はデータ化(フォトサムネール)され、ストックされている場合が多い。デザイナーはそれらのサムーネールから選択する。フォトサムネールがない場合は、そのスケジュールを組み込まなけれはならない。大手のスーパーマーケットのように、レイアウトに使用するレイアウトフォーマットを作る場合も多い。